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世界文学読書会 「中欧・東欧の物語~ボーダーレス~」2020.1.26

February 9, 2020

1/26(日)に世界文学読書会 「中欧・東欧の物語~ボーダーレス~」を開催致しました♪

今回は英国風のカフェでお食事やデザートをいただき、新しい発見や楽しいお話で大変有意義な時間を過ごす事が出来ました、参加者の皆様、有難うございました!

 

 

 下記は紹介された作品(本・映像)のリストとなります。(順不同、口頭紹介も含みます)
★印は今月お薦めの作品です。

 

■書籍
『大どろぼうホッツェンプロッツ』オトフリート=プロイスラー  (著), 中村 浩三 (翻訳)
『クラバート』オトフリート=プロイスラー
『小さい魔女』オトフリート=プロイスラー
『ぐうたら王とちょこまか王女』ミラ・ローベ (著), 塩谷 太郎 (翻訳)
『リンゴの木の上のおばあさん』ミラ・ローベ (著), 塩谷 太郎 (翻訳)
★『存在の耐えられない軽さ 』ミラン・クンデラ  (著), 千野 栄一 (翻訳)
『ロシアとソ連 歴史に消された者たち ---古儀式派が変えた超大国の歴史』下斗米 伸夫  (著)
『火葬人 (東欧の想像力) 』ラジスラフ・フクス (著), 阿部 賢一 (翻訳)
『パサージュ論』W・ベンヤミン 
『トリエステの坂道 』須賀 敦子  (著)
『不肖・宮嶋のネェちゃん撮らせんかい! 』宮嶋 茂樹  (著)
『国防女子』宮嶋 茂樹  (著)
『12人の蒐集家/ティーショップ』ゾラン・ジヴコヴィッチ (著), 山田 順子 (翻訳)
『完全な真空』スタニスワフ・レム (著), 沼野充義 (翻訳), 工藤幸雄 (翻訳), 長谷見一雄 (翻訳)
『ソラリス』スタニスワフ・レム 
『縛られた男』ドイツ短篇24「現代の世界文学」より イルゼ・アイヒンガー(著),高本研一(訳)

『尼僧とキューピッドの弓』多和田 葉子  (著)
★『朗読者』ベルンハルト シュリンク  (著),松永 美穂 (翻訳)

『エルサレムのアイヒマン』ハンナ・アーレント著
『キオスク』ローベルト ゼーターラー (著),酒寄 進一 (翻訳)

★『メダリオン』ゾフィア ナウコフスカ (著), 加藤 有子 (翻訳)
『黒檀 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第3集)』リシャルト・カプシチンスキ (著), 工藤 幸雄 (翻訳), 阿部 優子 (翻訳), 武井摩利 (翻訳)
『ブタペストの古本屋』徳永 康元  (著)
『ホテル・ルワンダの男 』ポール ルセサバギナ
『カル・チャペック戯曲集〈1〉ロボット/虫の生活より』カレル チャペック (著),栗栖 茜 (翻訳)
★『ロボット』カレル チャペック(著)
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか? 』フィリップ・K・ディック  
『復活』トルストイ (著), 木村 浩 (翻訳)
『アンナ・カレーニナ』トルストイ 


■映像作品
★『ホテル・ルワンダ』
『ブレードランナー』
★『愛を読むひと』
『アンナ・カレーニナ』
★『アンダーグラウンド』1995年、仏、独、ハンガリー、ユーゴスラビア、ブルガリア合作。監督:エミール・クストリッツァ。カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞

★『ハンナ・アーレント』2013年

 

■訂正
短篇小説 Trieste in love(恋するトリエステ)ヘレナ・ヤネチェクと映画『それでも恋するバルセロナ (字幕版)』を混同して紹介していました、訂正いたします。m(._.)m

 

 「中欧・東欧の物語~ボーダーレス~」、始まりは彼の地の童話作家から。実は我々小学校時代、図書室に必ず置かれていた児童書の中に中東欧の有名な童話作家(プロイスラー、ローベ等)の作品があったのをご存じでしたか?知らず知らずのうちに手に取っていた中東欧の文学作品、子供時代に素地を育てていたのですね。

 今回の読書会の話題は大きく2つ、一つ目は東欧出身作家のSF作品。近年AIやシンギュラリティ2045年(2029年)が話題になっていますが、まさに同じ現象を100年前に予想していた作家が東欧に実在していた、という新鮮な驚き!!
 SF映画はハリウッドの十八番とずっと思いこんでいたのですが、その原作や影響を与えた作品は東欧のチャペック(1890年~1938年生没)、20世紀SF最高の作家と呼び名の高いレム(1921~2006年生没)によるもので、本の紹介を聞いていると手塚治虫の『火の鳥』未来・宇宙編の作品とほぼ同じ構想で近未来を描いている事に気が付きました。”人類と科学・人工知能”の協調、融合、争い、さてその結末は?人工知能は果たして哲学する境地までたどりつけるのか?気になる方は是非、中東欧のSF作家の作品を手に取ってくださいませ。

 そして二つ目の話題、今回の読書会テーマ地域で必ず登場するのは「ホロコースト」に関する文学。ユダヤ人収容所が実在した国の現代文学では最も多い題材、もしくはなにかしら物語に盛り込まれる民族の歴史的背景となっている事柄と思います。戦勝国敗戦国問わず、悲惨な戦争の爪痕は、何十年さらに今後何世紀経っても人々の記憶の中に文学や映像を通して刷り込まれていくのだな、と改めて痛感しました。

 

 20世紀末の東欧革命によって、通貨の統一や文化交流も盛んとなり、東欧諸国言語を学び翻訳活動をされている訳者さん方の御尽力のお陰で、私達は日本にいても彼の地の文学を楽しめるのは幸運としか言いようがなく、東欧からアフリカに関連する作品も紹介され、これまで視点・始点ともに西欧諸国、北米だったものを中欧・東欧から読み替えて考えると、新しい発見が!彼の地は発掘しがいのある文学作品の宝庫なのやもしれません。

 

 今回の読書会は地域的にも広範囲の読書会でしたが、更にスラブ民族の文学を深めてみたく、次回はロシア地域も含む「中東欧・ロシアの物語」を開催いたします。
 1月はポーランド・チェコ文学が熱かった!ですがロシア文学だって熱いし、本物です!という事を語り合えたら幸いです。

 2020年3月29日(日) 13:00~15:45(予定)
 世界文学読書会「中東欧・ロシアの物語」
https://www.bookclubtofindhappiness.com/

 

以上、宜しくお願い致します。

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