2024/6/16 世界文学読書会「中東・アフリカの物語」
こんにちは▼o・_・o▼♪ 世界文学読書会「中東・アフリカの物語」を開催いたしました。
参加者の皆様、梅雨入り前の晴天の日に五反田の会場にお集まりいただき、有難うございました。
下記は紹介された作品(本・映像)のリストとなります。(順不同、口頭紹介も含みます)★はお薦めの本です。

■書籍
『崩れ行く絆』チヌア・アチェベ (著), 粟飯原 文子 (翻訳)
『ソロモン王の洞窟』H.R.ハガード (著), 大久保 康雄 (翻訳)
★『太陽の男たち・ハイファに戻って』ガッサーン・カナファーニー (著), 黒田 寿郎 (翻訳), 奴田原 睦明 (翻訳
★『ハイファに戻って/太陽の男たち』ガッサーン・カナファーニー (著), 黒田 寿郎 (翻訳), 奴田原 睦明 (翻訳)
『影の王』マアザ・メンギステ (著), 粟飯原 文子 (翻訳)
『ガザ日記: ジェノサイドの記録』アーティフ・アブー・サイフ (著), 中野 真紀子 (翻訳)
『最初の人間』カミュ (著), 大久保 敏彦 (翻訳)
『闇の奥』J.(ジョセフ) コンラッド (著), 中野 好夫 (翻訳)
『地に呪われたる者』フランツ・ファノン (著), 鈴木道彦 (翻訳), 浦野衣子 (翻訳)
■映画
『太陽の男たち』1971年/シリア
『地獄の黙示録』1979年/アメリカ
読書会のお題は「中東・アフリカで興味のある国」、エジプト、モロッコ、アルジェリアの国名があがりました。エジプトのギザのピラミッド、スフィンクスを見てみたい、北アフリカの西洋とイスラム文化が融合した地域に興味があるそうです。
今回の本の紹介は中東・アフリカを題材とした作品で作家の出身国は不問としたため、ノンフィションの作品もありました。
話題になったのは現在毎日の様に報道されるパレスチナとイスラエル問題。パレスチナの事情を文学で表現したカナファーニー著『ハイファに戻って/太陽の男たち』は参加者2名の方が紹介されたお薦めの本です。
中東・アフリカの文学は作品数も少なく、選書も難しかったと思います。ご参加いただいた皆様、貴重な作品の紹介を本当に有難うございました。
文学で世界一周をする世界文学読書会はあと2回、南米と北米地域の開催で終了予定です。実際に本を手に取って紹介する読書会はオンライン読書会とは一味違った感動があります。ご都合が合えば是非、リアル読書会にご参加くださいませ。
次回は9/15(日)開催、世界文学読書会「南米の物語」です。会場は日比谷を予定しております。
宜しくお願いいたします。m(._.)m
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