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第2回世界文学読書会「中華の文学」

February 17, 2019

こんにちは▼o・_・o▼♪ 2/17(日)に第2回世界文学読書会「中華の文学」を開催致しました♪

古典文学ならば有名な著作を思い浮かべる事が出来る中国の文学でしたが、本日の読書会は中国語が分かる参加者のお力も借り、近現代の作品や最近の中国文学の動向について情報をいただくなど、大変実りの多い一時を過ごす事ができました、多謝です。
ご参加いただいた皆様、本日はありがとうございました。

 

下記は紹介された作品(本・映像)のリストとなります。(順不同、口頭紹介も含みます)

 

■中国人作家
『シュウシュウの季節』厳 歌苓 (著), 阿部 敦子 (訳)
『ワイルド・スワン』ユン・チアン (著), 土屋京子 (訳)
『駱駝祥子―らくだのシアンツ』老 舎 (著), 立間 祥介 (訳)
『聊斎志異』蒲 松齢 (著), 立間 祥介 (訳)
『史記列伝』司馬 遷 (著), 小川 環樹 (訳), 今鷹 真 (訳)
『紙の動物園』ケン リュウ (著), 古沢 嘉通 (訳)
『折りたたみ北京 』郝 景芳 (著), ケン リュウ (編集),
『中国が愛を知ったころ』張愛玲 (著), 濱田 麻矢 (訳)
『ラスト、コーション 色・戒 』アイリーン・チャン (著), 南雲 智 (訳)
『傾城(けいじょう)の恋/封鎖 』張 愛玲 (著), 藤井 省三 (訳)
『父を想う: ある中国作家の自省と回想』閻 連科 (著, 原著), 飯塚 容 (訳)
『家族への手紙―謝冰心の文革ー』謝冰心 (著), 萩野 脩二 (訳), 牧野 格子 (訳)
『暗夜』残雪 (著)
『ある鰐の手記』邱 妙津 (著)

 

■日本人作家による中国書籍
『中国怪奇小説集 』岡本 綺堂 (著)
『中国名詩集 』井波 律子 (著)

■映画(映像作品)
『シュウシュウの季節ン』ジョアン・チェン監督 
『ラスト、コーション』トニー・レオン 出演

 

「中華の文学」の会は、広大な地域の文学でかつ歴史もある地域なので、以前から独立した読書会を開きたいと考えており、最近話題になっていた春節も終わり、2月第三週の日曜日に開催する運びとなり、参加者の方から普段はなかなか聞けない中国の近代史以降の変遷について、文学作品を通じてお話をお聞き出来た事は大変有意義でお得な時間を共有できたと思いました。

 

話題になったのは、
・中国の怪談話、日本の怪談話は因果関係があり納得できる筋書が多いのですが、中国の怪談話は理由はない、原因が何か不明なので、怖すぎる!
・中国の詩は、西洋と異なり、女性に贈ったものが少ないのでは?
・学問を受けない、字が読めないけど、必ず約束を果たす善良な生き方が人間の高潔さや高貴さを生むのでは?
しかし中国では「真面目な人⇒間抜けな人」という感覚がある、との事で、西欧の「ドライな感覚」に似ているところがある。
・1980年代からの傷痕文学 ·知識青年文学の誕生で初めて中国の現代史を知った。

 

日本文学からも戦前戦後の貧しい日本の農村の家族の存在を知ることが出来ましたが、中国の農村でも同じ様な貧困や苦難が存在したと各作品から読み取ることが出来ました。

そして21世紀現在は、世界で活躍する中国人作家も増え、英語への翻訳も盛んで、英語から邦訳されて日本の出版物でも作品が増えているとのこと、参加者の言葉をお借りすると「文学の太い鉱脈」を発掘した読書会となりました。

 

次回の読書会は第3回世界文学読書会「アジアとオセアニアの文学」を4/21(日)に開催予定です。
中国以外のアジアの翻訳作品は、大型書店以外見かけない感がありますが、
「アジア諸国の現代文学翻訳は、大同生命国際文化基金から刊行中の、アジア諸国の現代文芸作品の日本語翻訳出版「アジアの現代文芸」シリーズで数多く読むことができます。」とのことで、下記のWEBサイトからダウンロードも可能です。
http://www.daido-life-fd.or.jp/business/publication/ebook

 

ご興味のある方は、是非サイトを閲覧くださいませ、新たな文学の鉱脈を発見できるかもしれません^^/

それでは、ご参加された皆様、本日は本のご紹介を有難うございました。m(。-_-。)m

 

以上、宜しくお願い致します。

 

 

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